滑らかな巻き心地のリールがお好きな皆さんこんにちは。つりふぁすです。
先日購入した22SLX DC XTのインプレ釣行にて巻き心地について言及したところ、
その改善案をTwitter上でご教示いただきました。
その節はありがとうございました。
ということで、
本記事の内容はこちら
- 22SLX DC XTのボールベアリング(以下BB) 追加箇所/やり方
- 追加BBのサイズ
〜筆者(ブログ管理人)について〜 3歳の頃から釣竿を握って以来30数年、釣りを生き甲斐に生きています。グランダー武蔵というアニメにより、ミラクルジムの影響を受けすぎた30代半ばのルアーマン。 最初に買った高級リールはスコーピオンXT(左巻き)。 その後アンタレス、00メタMg、TD-X、TD-Z、ツインパワー、19ヴァンキッシュ、18ステラ、22SLXDCXTなどシマノ多めの購入比率。 人生の多くを自動車開発と整備に捧げてきたため、バラして組み直すことは苦ではない。
22 SLX DC XT 71XG 追加ボールベアリング箇所
追加箇所の概要
(場所/図番:ベアリング型式:必要数)
ハンドルノブとウォームシャフト
740(オープン型)もしくは740Z(片側シールド)、または740ZZ(両シールド型)の中から選びましょう。
(頻繁にメンテするなら回転抵抗の少ないオープン型で良いですが無難なのはZZ型です。)
ベアリング内への異物(ゴミなど)侵入しにくい(グリスも漏れにくい)のは両シールド型(ZZ)です。
外からの侵入防止であれば「片側シールド」(Z)でも問題ありません。
なお、基本的にシールド(金属製)は非接触なので高速回転も可能です。
最も普及しているJIS等級0(0が一番低い等級)ですら(サイズなどにもよるが)3〜4万回転/minほど許容しています。
ドライブギア軸
使うのは1つだけです。
ここもZZかオープン型でいいと思います。(私はZZを選択)
交換手順
作業順は
- 「ハンドルノブ」
- 「ドライブギア軸ブッシュ」
- 「ウォームシャフト軸ブッシュ」
の流れでボールベアリングに交換しました。
①ハンドルノブブッシュのBB置き換え
最初に「図番4 ハンドルキャップ」を開けます。
図番5(固定ボルト)を緩めて外し、次にハンドルノブ外します。
この時、図番6,7,9 も一緒に外れます。
ブッシュをボールベアリングと置き換えます。
反対側もやればハンドルノブは完了です。
②ドライブギア軸ブッシュ
次にドライブギア軸のブッシュをBBに置き換えます。
図番2(リテーナー)を止めている固定ボルト(図番5)を緩めて外します。
リテーナーを外します。
図番401(ハンドル固定ナット)を緩めます。
緩み方向は右回しです。
ハンドルを外します。
図番16(スタードラグ)を外します。
図番17(スタードラグバネ)、図番402(スタードラグ固定ナット)を外します。
以下の部品はこのタイミングで外しても良いですが、「図番601本体A」を外す時に一緒に外しても良いです。(その場合はばらけないように注意する)
- 「図番19スタードラグスペーサー」「図番20スタードラグ座金」
- 「図番21座金」「図番22ボールベアリング」
- 「図番23座金」「図番34ローラークラッチインナーチューブ」
図番31(固定ボルト3箇所)、図番74(固定ボルト)を緩めて外すと図番601(本体A)を外せます。
図番601(本体A)を外すと図番405(ドライブギア軸)、図番(602ドライブギア)などが見えます。
手でそのまま外せるところまで外します。
図番44(固定ボルト)を外すと図番45(ドライブギア軸固定板)を外せます。
外すとスプール側に青いブッシュ(図番46ドライブギアブッシュ)が見え、これをBBに置き換えます。
図番48(E型止メ輪 2.5)を外すと分解できます。
外す時に弾きやすいので注意してください。
「図番33ローラークラッチ内側」や「図番34ローラークラッチインナーチューブ外周面」、および「ドラグ」には油脂類が付着しないよう気をつけてください。
ハンドルの逆回転やドラグ力低下の原因になります。
ドライブギア軸のブッシュは950ZZに置き換えます。
③ウォームシャフト軸ブッシュのBB置き換え
途中写真を撮るのを忘れてしまいました。
以上で4BB追加は完了です。
外した順番で元通りに組んでいきましょう。
スタードラグは組み付け時、角度を合わせないと中の樹脂部品が「変形」または「破損」する可能性があるため、無理に締めつけないようにしましょう。
最後に
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。
あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。
ではまた〜!
コメント