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【体験談】シマノ’18ステラをオーバーホールに出した結果と費用

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シマノへリールのオーバーホールを依頼した際の

申し込みから受け取りまでの体験談(場所・必要なもの・期間・費用)

釣り好きの皆さんこんにちは。管理人のつりふぁすです。

小学生の時から憧れ続け20数年・・・。

2021年2月、やっとステラを購入することができました。

そこから2年半が経ち、ハンドル回転時に以下の症状が出てきたため、シマノへリールのオーバーホールを依頼しました。

私のステラ(シマノのスピニングリール)の気になる症状。(いずれもハンドル回転時)

  • 「シュルシュル音」
  • 「ごろついた感覚」

前述の通り、憧れ続けてやっと買えたステラ。なのでいつまでもベストな状態にしておきたいんです。(切実)

シマノ18ステラ

実は私がシマノにオーバーホールを依頼するのはツインパワー、アンタレスに続き今回で3回目。

ステラだけで無く、他のスピニングリールやベイトロッドも同じ流れでOKです

ちなみにダイワのリールも同じ流れなので参考にしてみてください!

(ダイワ機もシマノ機も同時に(お店に)出しても問題なし)

目次

どこに出す?リールオーバーホールを申し込みする場所(お店)のお話

リールのオーバーホールを依頼する場所は、皆さんも気になると思います。

私の経験では、買ったお店でなくとも受け付けてもらえます。

ほとんどの釣具屋はシマノ製品を取り扱っており、(よほど新しいお店とかでなければ)オーバーホールの依頼も受けたことがあるはずです。慣れた店員さんに相談できるのは安心感があります。

オンライン(ダイレクトサービス)での申込みも可能ですが、初めての方はシマノ製品取扱店にてお願いするのが良いと思います。

結論

  • 買ったお店と違っても問題なし

私の場合、買ったお店はキャスティングですが、オーバーホールは県外の、私の家から一番近い釣具屋さん(偶然にも上州屋=シマノ製品取扱店)に出しました。

出すときに必要なものは?リールオーバーホール申し込み時に必要なもの

オーバーホールを申し込む際に必要なものは、事前に把握しておくとスムーズです。

今回は以下の3つだけでした。

  • オーバーホールに出すリール本体
  • 自分の名前
  • 自身の連絡先(電話番号)

なお、保証書付きのリールの内、保証期間内の場合は、「購入店名」「購入日」「品名」が確認できる保証書も持っていってください。(ちなみにステラは保証書が付いてこない)

事前の梱包は現品確認作業があるため不要です。ライン/リールスタンド付きでも受け付けてくれます。

なので使った状態のリールをそのままお店に持って行ってください。

店員さんに「オーバーホールに出したい」と伝えれば対応してもらえます。

どちらのコースを選ぶか聞かれる(申し込み後に店員さんに聞かれたこと)

オーバーホールを申し込む際、店員さんからはどのコースを選ぶか聞かれます。

例えば、基本的なクリーニングコースとパーツ交換を含むフルメンテナンスコースがあります。

私の場合、購入してから数年経っていたので、フルメンテナンスコースを選びました。

やはり、内部のパーツも含めてしっかりとメンテナンスしてもらえるのは嬉しいポイントです。

特に、商品の状態を考慮して、しっかりリフレッシュさせたい気持ちがありました。

以下は2025年4月現在の、シマノリールのオーバーホールメニューです。

  • スタンダードコース
  • スプールオーバーホールコース
  • フルメンテナンスコース

3つ中で今回私は、「フルメンテナンスコース」を選択しました。(‘ゴロつき感’や‘異音’が気になっていたため)

以下に、シマノ公式HPより抜粋した「メンテナンスコースの概要」を記載しておきますので、参考しにてみてください。

スピニングリール

作業料金とコース内容

コース名フルメンテナンスコーススタンダードコーススプールオーバーホール
工賃(税込)4,510円3,960円1,760円
パーツ代交換パーツ代金交換パーツ代金
上限金額(税込)16,500円
内容すべての個所の分解洗浄グリスアップを行い、不具合改善の為のパーツ交換を行います。全ての個所の分解洗浄グリスアップ、調整組立を行います。スプール組内部の分解洗浄グリスアップ、組立を行います。
こんな方にお勧めオーバーホールに加えて、気になる箇所の症状改善をご希望の方特に気になる箇所はないものの長くご使用いただくために内部をきれいに保ちたい方ドラグの利きが悪いと感じる場合。しゃくる・ドラグ力が出ない等お困りの方
分解対象箇所スプール部
ローター
ラインローラーベール
本体
ハンドル
レバーブレーキ部
※レバーブレーキリールのみ

※レバーブレーキリールのみ
※ご注意点1)スタンダードコースを選択の上、改善希望内容(ごろつき、異音等)をご記入いただいた場合はフルメンテナンスコースとしてお受付させていただきます。
2)スタンダードコースの場合、パーツ交換は行いませんので、パーツ自体のごろつき・ざらつきを完全に解消することは出来ません。
3)フルメンテナンスコースをご希望いただいた場合でもパーツ交換が不要な状態の場合、作業対象箇所と内容は同じですのでスタンダードコースへ変更させていただきます。
4)旧コースをご希望された場合、又はコースのご指定がない場合、ご指摘内容と症状改善のパーツ交換の要否より、こちらで上記2コースへの振り分けを行います。振分け後、旧コースの上限金額以内で収まる場合はそのまま作業を進めさせていただきます。
5)リール本体(スプール付き)と予備スプールなどを合わせてお預けいただきました場合、リール本体に対してはご希望のオーバーホールコース工賃+予備スプールに対してはスプールオーバーホールの工賃を頂戴します。
6)スタンダードコースをご希望でも、内部パーツ破損・完全固着等の通常使用が不可能であると作業者が判断した場合、フルメンテナンスコースへ変更して受付させて頂きます。
※上限金額とは見積を発行せずに作業を実施する上限額のことです。工賃・パーツ代を合わせた合計額を指します。
シマノ スピニングリール オーバーホールの作業料金とコース内容
https://www.shimanofishingservice.jp/maintenance/course.php

以下は「不具合例に対する交換パーツ」をシマノ公式HPより抜粋しました。

参考にしてみてください。

よくある不具合と不具合原因の例
不具合箇所と交換パーツ
負荷をかけると回転が重い・異音がするアームローラー部ベアリングの塩かみ・錆び等による回転不具合が主な原因です。 ベアリングやアームローラーブッシュ等交換を行います。
ハンドル回転が重い・異音がするスプール軸の変形や本体内部ベアリングの塩かみ・錆び等による回転不具合が主な原因です。 スプール軸・ベアリング等の交換を行います。
ハンドル回転にゴリ感がある内部ギア類の傷や磨耗・破損等が主な原因です。 マスターギア・ピニオンギア・クロスギア軸等の交換を行います。
スプールが上下しないクロスギア部の傷や摺動子の破損等が主な原因です。 クロスギア軸・クロスギアピン・摺動子等の交換を行います。
ストッパーが効かないローラークラッチ部の磨耗・汚れやグリス侵入、 ストッパーツメの磨耗・塩かみ固着等が主な原因です。 ローラクラッチ・ストッパーツメ等の交換を行います。
https://www.shimanofishingservice.jp/maintenance/course.php

私の場合は実釣時におけるハンドル回転時のシュルシュル音と、ハンドルのゴリ感です。

この場合アームローラー部のベアリングや内部ギアの摩耗/損傷が怪しいですね。

リールオーバーホールの費用は?予算も聞かれる

重要なのは、各コースの内容と料金ですが、フルメンテナンスコースの場合、予算の上限を決めておくことも大切です。

フルメンテナンスコースは全ての個所の分解洗浄グリスアップ、調整組立を行った上で、「必要な部品を交換する場合」の予算を聞かれます。

工賃(基本料金)に加え、交換部品がある場合、部品費用が発生するからです。

私の場合、今回は予算2万円と伝えました。

この場合、2万円を超えるような修理となると返却される(予算までの作業をしてくれる)そうです。

実費は現時点上州屋に依頼したまでのためまだわかりません。今は連絡を待っています。

その後、約2週間ほどで連絡が来ました。

上州屋から連絡が入った

オーバーホールの申し込みからしばらく待つと、上州屋から連絡が入ります。

今回は8月1日、預けた上州屋さんから電話がありました。(つまり預けてから2週間)

通常、連絡は作業内容や費用、あるいは修理不可・・・について確認が行われることもありますが、「シマノから戻ってきた」と連絡を受けました。

この場合、予算以内に収まった、あるいはシマノでは予算に関係なく修理不可(古い機種で部品が作られていないなど)を意味します。

私が過去に経験した修理不可のパターンでは、2009年ごろに初代アンタレス(1999年購入)をオーバーホールに出したところ、「部品がなく修理不可」という理由でそのまま返ってきたことがありました。

結果は無事オーバーホール完了。

気になっていた‘ゴロつき感’や‘異音’も消えていました。

正直1ヶ月〜2ヶ月かかるともいましたが、夏のハイシーズンなので比較的出す人が少なかったのかもしれません。

ステラのオーバーホールにかかった合計金額

実費は税抜11,450円でした。内訳は以下の通りです。

  • 工賃 ¥4,100
  • 部品代 ¥7,350

現金はもちろん、クレジットカードも使えました。

シマノ18ステラ オーバーホール料金
部品代7,350円、工賃4,100円。税込では12,595円だった。

オーバーホールで預けていた期間

今回は約2週間。

7月19日(水)に預け、店舗に帰ってきたのが8月1日(火)。

なので2週間経たず手元に返ってきました。かなり早い方だと思います。

混み合わない時期だったからなのか?

たまたまシマノが手すきの状態だったのか?

理由はよくわかりませんが、もしかしたら夏は狙い目かもしれません。

直った?

実際に釣りに行って確認しました。結果、

  • ばっちり直ってた

以前は巻いているとシュルシュル異音がしていたのと、ハンドルに振動が感じられていましたが、完治していました。

最後に

オーバーホールと聞くと「冬に出そうか」とぼんやり思っているかもしれません。

ですがリールの調子がおかしいと感じたら早め早めのオーバーホールを強く推奨します。

シマノ18ステラ

今回の私の場合、預けてから13日で返ってきました。

やはり故障の程度が浅いうちに出したほうが早く安く直ると思います。

できればノントラブルでも定期的にオーバーホールに出し、ベストな状態で使えるようにしておきましょう。


以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまたー!

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