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【2024NEWツインパワーとは】新機構概要/SPECとダイワのライバル機種

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ツインパワー好きの皆さんこんにちは。初代ツインパワーと同い年のつりふぁすです。

2024年1月上旬、ハイエンドに迫る機能の「24ツインパワー」が発表されました。

好評だった20ツインパワーから何がどう変わったのでしょうか?

つりふぁす
つりふぁす

ということで、

いろいろ調べた結果を記事にまとめました。

本記事の内容はこちら

  • 24ツインパワーの概要や番手の紹介
  • 注目の新機構
  • ダイワのライバル機種

これらをピックアップして紹介していきます。

〜筆者(ブログ管理人)について〜
3歳の頃から釣竿を握って以来30数年、釣りを生き甲斐に生きています。グランダー武蔵というアニメにより、ミラクルジムの影響を受けすぎた30代半ばのルアーマン。

最初に買った高級リールはスコーピオンXT(左巻き)。
その後アンタレス、00メタMg、TD-X、TD-Z、ツインパワー、19ヴァンキッシュ、18ステラ、22SLXDCXT、23アンタレスDCMDなどシマノ多めの購入比率。

人生の多くを自動車開発に捧げてきたため、メカニカルな機構には興味津々。

24ツインパワーについて

概要

ローターに金属を纏う選ばれしモデル

NEWツインパワーは20ツインパワー同様に、ローターに金属を採用しています。高剛性であり、かつ適度な慣性を備える金属製ローターは、しっとりした滑らかな回転フィーリングを実現します。さらに、たわみや歪みを抑制し、フッキング・ドラグ性能の向上にも貢献します。

金属製ローターを搭載しているのはコアソリッドシリーズのステラとこのツインパワーのみ。金属製ローターがツインパワーの不変のコンセプト、質実剛健へ寄与しています。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slvodqas.html

ローターは金属製を継続採用。

遡れば15ツインパワーは樹脂製でしたが、20モデルから金属製に戻り、24モデルでも引き続き採用されました。

金属製ローターはシマノ汎用リールの中では「ステラ」と「ツインパワー」のみに採用されています。

つりふぁす
つりふぁす

個人的には樹脂製でも不満なしです。

実際、15ツインパワーの樹脂製ローターで何匹ものトビエイと格闘しましたが、リールは問題なかったです。

金属製ローターであればまさに「鬼に金棒」といったところでしょうか。

搭載された新機構

注目の新機構はこちらです。

  • インフィニティクロス(ギアの耐久性向上に貢献)
  • インフィニティドライブ(パワフルな巻き上げに貢献)
  • インフィニティループ(糸抜け性向上に貢献)
  • アンチツイストフィン(巻き取り時のたるみ抑制に貢献)
  • デュラクロス(ドラグの耐久性向上に貢献)

インフィニティループも採用された。

賛否両論ある「インフィニティループ」も含め5つの機構が新たに採用されましたが、

いずれの機構も22ステラから採用されています。

その間、開発陣だけでなく世界中の人々に使われ、多くの情報も届けられたと思います。

ですのでなにか問題があれば採用しない、もしくは改善してくるはず。

つまり、採用したということは、全く問題がないか、搭載しないよりも多くのメリットがあるからでしょう。

搭載された各新機構について

インフィニティクロス

目指したのは圧倒的なギアの耐久性

ギア歯面にかかる負荷を低減させ、耐久性を約2倍(※)と飛躍的にアップさせたのがインフィニティクロスです。ギアの接触面積が増えることでパワーファイトやジャーク時のギアへのダメージを軽減し、ベストコンディションの維持に繋げます。リーリングを中心としたルーティンの釣りがより高次元で可能になり、都度思考する必要が少なく、研ぎ澄まされた五感が時としてアングラーの本能を覚醒させます。水流・潮流・湖流・魚の挙動など微細な変化を感じることは、アングラーにとって大きなアドバンテージになるでしょう。

※当社基準ギア耐久テストによる

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slvodqas.html

インフィニティクロスはギアの噛み合う面積を従来より広範囲に広げ、

噛み合う部分の圧力が下がることで金属の摩耗が少なくなり、より高い耐久性を実現する技術です。

私の仕事(製造業)でも、噛み合い部分の面積が増えるとノイズが小さくなった経験があります。早く巻いて確かめてみたいですね。


インフィニティドライブ

つねに主導権を握れる、パワフルな巻き上げ。ロッドが大きく弧を描き、ターゲットの逸走を食い止めハンドルノブに手をかけたとき。手の力がリールに伝わらない。勝負ができない…。そんな瞬間を回避するのが、高負荷時でもパワフルな巻き上げを可能にするインフィニティドライブです。パワフルなリールだからこそ、いつも使っているものより番手を下げることができ、その結果アングラーが主導権を握った力強い巻き上げによって大物をより楽に獲ることができます。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slw5kqac.html

歴代ツインパワーへの搭載は「21ツインパワーSW」が最初だったんですが、ついに24モデルでは無印ツインパワーにも搭載されました。

スピニングは構造上、(両軸リールと比べて)力のロスがどうしても大きめなので、ここの進化は大歓迎です。


インフィニティループ

抜けるようなキャストフィール

たとえばルアーをキャストしたとき。投げたルアーはラインを引っ張って着水します。しかし、インフィニティループはアングラーがラインの存在を忘れてしまうようなキャストフィールを実現しました。その感覚は抜けるようであり、矢を放つようでもあります。ライン放出時の大幅抵抗減はロングキャストを可能にするだけでなく、着水後のフォールスピードの安定にも貢献します。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slw5kqac.html

賛否両論ありますが、例えばフルキャストした時、

リールからものすごい勢いで「ブゥーン」と音を立てながらラインが放出されていますが、

音が鳴っているということは「どこかにぶつかっている」ということです。

それに対するシマノの対策が「密巻き」だったということ。

具体的にはハンドル回転2.25回転ごとに1ターンします。

昔買ったツインパワーにもハンドル回転3回転で1ターンする「スローオシュレーション」が採用されていました。(懐かしい。)

当時も賛否あったようですが、私は全く気にならず。

ということでこれから買う人も「特に気にしなくて良いんじゃないかぁ。」と思います。

当然、技術的に問題ならばシマノは搭載しないはずですし。


アンチツイストフィン

より快適な釣りへ、ライントラブル抑制構造

ラインのたるみを抑えスプール下部へのラインの脱落を抑え、またラインがヨレたままスプールに巻き付けられる現象を軽減するアンチツイストフィンです。これまでに多くのアングラーが経験してきた、どのスピニングリールにも起こり得る、スプールやスプール内へのラインの巻き込みや不自然な巻き取りを防ぎ、よりストレスのない釣りを可能にします。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slvodqas.html

糸ふけをリール側である程度抑えてくれる機構ですね。

風が強いとどうしても糸ふけが出てしまい、気づかず巻くとスプール内の軸に巻き付いてしまう現象を経験した方もいるでしょう。

この機構がついたのでより快適に釣りをできるシーンが増えると思います。


デュラクロス

圧倒的な耐摩耗性、滑らかかつ安心のドラグ性能

デュラクロスは新材料によるドラグワッシャーを採用することで、耐摩耗性を10倍以上(※)もアップしました。ドラグの滑らかさが重視されるライトラインを使ったバスやトラウトフィッシング、ライトソルトなどから、予期せぬ大物と遭遇する可能性があるインショアやショアなどの幅広い釣りに対応します。

※当社比較テストによる

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slvodqas.html

ドラグが劣化するとスムーズに出にくくなるため、耐久性が高くなるのは素直に嬉しいですね。

ステラにも採用されているので部品供給の面で見ても、長く使いたい人も安心できると思います。

私も小学生の頃買ったシマノリールを20年以上使っています。

番手ごとの具体的なスペック

設定される番手は全部で13です。最小の番手は「C2000S」、最も大きい番手は「C5000XG」。

これはエリアトラウトやアジングなどの繊細な釣りから、

バス、チニング、シーバスにライトショアジギングまでできるラインナップとなっています。

品番ギア比実用ドラグ力(Kg)最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径(mm)/ストローク(mm)糸巻量ナイロン(号-m)糸巻量ナイロン(lb-m)糸巻量ナイロン(mm-m)糸巻量フロロ(号-m)糸巻量フロロ(lb-m)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)ベアリング数BB/ローラ―夢屋スプールタイプ夢屋ハンドルノブタイプ夢屋ハンドルタイプ夢屋ハンドルスクリューキャップタイプ夢屋リールスタンドタイプ本体価格(円)商品コードJANコード
C2000S5.12317543/13.53-125, 4-100, 5-750.14-145, 0.16-105, 0.18-803-110, 4-85, 5-650.6-150, 0.8-110, 1-8069409/1S-31, 32AH-10HC-3C, E53,500円0467654969363046765
C2500SXG6.32318044/13.55-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-12087459/1S-31, 32AH-10HC-3C, E53,500円0467724969363046772
2500S5.12.5421047/175-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-12075509/1S-33AH-11HC-2C, E54,000円0467894969363046789
2500SHG5.82.5421047/175-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-12086559/1S-33AH-11HC-2C, E54,000円0467964969363046796
C30005.13.5921547/172.5-180, 3-150, 4-1000.25-210, 0.30-130, 0.35-1002.5-160, 3-130, 4-1001-400, 1.5-270, 2-20075509/1S-33AH-11HC-2C, E54,000円0468024969363046802
C3000MHG5.83.5921547/171.5-165, 1.7-150, 2-1308-130, 10-110, 12-850.25-125, 0.30-858-110, 10-90, 12-801-190, 1.2-150, 1.5-12086559/1S-33AH-11HC-2C, E54,000円0468194969363046819
C3000XG6.43.5921547/172.5-180, 3-150, 4-1000.25-210, 0.30-130, 0.35-1002.5-160, 3-130, 4-1001-400, 1.5-270, 2-20094559/1S-33AH-11HC-2C, E54,000円0468264969363046826
3000MHG5.73.5923547/171.5-165, 1.7-150, 2-1308-130, 10-110, 12-850.25-125, 0.30-858-110, 10-90, 12-801-190, 1.2-150, 1.5-12084559/1S-33AH-11HC-2C, E55,000円0468334969363046833
4000M5.361126052/192.5-160, 3-120, 4-900.25-165, 0.30-120, 0.35-803-110, 4-90, 5-651.2-250, 1.5-200, 2-15087559/1S-28AH-11HC-2C, E55,000円0468404969363046840
4000PG4.461126552/193.5-170, 4-150, 5-1250.30-180, 0.35-1303-190, 4-145, 5-1151-490, 1.5-320, 2-24072579/1S-28AH-11HC-2C, E56,000円0468574969363046857
4000MHG5.761126052/192.5-160, 3-120, 4-900.25-165, 0.30-120, 0.35-803-110, 4-90, 5-651.2-250, 1.5-200, 2-15093559/1S-28AH-11HC-2C, E55,000円0468644969363046864
4000XG6.261126052/193.5-170, 4-150, 5-1250.30-180, 0.35-1303-190, 4-145, 5-1151-490, 1.5-320, 2-240101579/1S-28AH-11HC-2C, E55,000円0468714969363046871
C5000XG6.261126552/194-190, 5-150, 6-1250.35-175, 0.40-1204-170, 5-135, 6-1151.5-400, 2-300, 3-200101579/1S-28AH-11HC-2
24ツインパワー ラインナップ
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slvodqas.html

特にユニークな番手もありませんし、シマノではごくごく標準的なラインナップだと思います。

さらに大きい番手は今後発売されるであろう「SW」に期待ですね。

気になる発売時期は

春夏モデルとなっていますが現時点、発売月は未定です。

また、昨今のリールは発売日が延期されることもよくありましたので、気長に待った方が良さそうです。

あのライバルも2024年モデルへ進化

真っ先に思いつくのがダイワから発売されている「セルテート」です。

同じ価格帯で、軽さよりも剛さを重視している点でもライバルでしょう。

そんなセルテートも2024年、新型に生まれ変わります。発売月は2024年2月。

新型は全15機種がラインナップされ、24ツインパワー同様、

エリアトラウトからライトショアジギングまで対応できる品揃えとなっています。

アイテム標準自重(g)巻取り長さ(cm /ハンドル一回転)ギア比標準巻糸量ナイロン(lb-m)標準巻糸量PE(号ーm)ハンドルアーム長(mm)ベアリング(ボール/ローラー)最大ドラグ力(kg)ハンドルノブ仕様ボディ構成メーカー希望本体価格(円)JAN
FC LT2000S-P170644.93-1500.4-2004010/15HG-Iフルメタル(AL製)モノコックボディ54,6004550133306549
FC LT2000S-H170765.83-1500.4-2004510/15HG-Iフルメタル(AL製)モノコックボディ54,6004550133306556
FC LT2500S175725.14-1500.6-2005010/15HG-Iフルメタル(AL製)モノコックボディ55,6004550133306563
FC LT2500S-XH175876.24-1500.6-2005010/15HG-Iフルメタル(AL製)モノコックボディ55,6004550133306570
FC LT2500S-DH185725.14-1500.6-2009012/15HG-Iフルメタル(AL製)モノコックボディ57,6004550133306587
LT2500200735.26-1500.8-2005010/110HG-Tフルメタル(AL製)モノコックボディ55,6004550133306594
LT2500-H200805.76-1500.8-2005510/110HG-Tフルメタル(AL製)モノコックボディ55,6004550133306600
LT3000-CH205855.78-1501-2005510/110HG-Tフルメタル(AL製)モノコックボディ56,6004550133306617
LT3000225775.28-1501-2006010/110HG-Tラージフルメタル(AL製)モノコックボディ57,6004550133306624
LT3000-XH225936.28-1501-2006010/110HG-Tラージフルメタル(AL製)モノコックボディ57,6004550133306631
LT4000-C235825.212-1501.5-2006010/112HG-Tラージフルメタル(AL製)モノコックボディ58,6004550133306648
LT4000-CXH235996.212-1501.5-2006010/112HG-Tラージフルメタル(AL製)モノコックボディ58,6004550133306655
LT5000D-CXH2451056.225-1502.5-3006010/112EVAラウンドライトフルメタル(AL製)モノコックボディ60,6004550133306662
LT5000D290875.225-1502.5-3006510/112EVAラウンドライトフルメタル(AL製)モノコックボディ61,6004550133306679
LT5000D-XH2901056.225-1502.5-3006510/112EVAラウンドライトフルメタル(AL製)モノコックボディ61,6004550133306686
24セルテートのラインナップ
https://www.daiwa.com/jp/product/smyoi38

近年はシマノばかり使っている派の私ですが、遡ればTD-X2004Cを長らく愛用していましたし、

2019年はセルテートのあまりのクオリティの高さに、無いお金を捻り出し買う寸前まで至りました。

シマノ党のですら魅力に映るセルテートですので、個人的にはNEWツインパワーと共に、2024年の注目リールです。

最後に

奇しくも、日本が世界に誇る「シマノ」「ダイワ」両巨大メーカーの主軸スピニングリールがフルモデルチェンジする2024年。

「かなり良さそう」「早く手に取りたい」 と感じたのは私だけではないでしょう。

つりふぁす
つりふぁす

早く発売してほしい!

世の中暗いニュースばかりですが、釣りを通じて元気になりましょう!


以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた👋

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