釣りにオススメのプライヤーを徹底紹介【シマノADプライヤー RH TYPE-F】

つり

釣り用のプライヤー探しでお困りの全てのアングラーさん、こんにちは。

つりふぁす(@steady_tk)です。

早速ですが釣り用プライヤーって釣具屋さんで適当に選んでいませんか?

ちゃんと選ばないと 錆びる、変形する、掴みにくて、握りにくい、、、みたいなプライヤーを買ってしまかもしれません

と、いうわけでいくつもプライヤーを買って失敗してきたからこそ言える、管理人オススメのプライヤーを紹介します

本記事の内容

シマノ ADプライヤー RH TYPE-F の 価格 サイズ 使い勝手 の紹介

〜筆者(ブログ管理人)について〜
3歳の頃から釣竿を握って以来30数年釣りを生き甲斐に生活しています。
仕事は2008年に自動車整備士免許2級(ガソリン・ディーゼル)を取得後、2021年までマツダ車のブレーキや音・振動開発に従事していました。その後転職し、サービスエンジニアを経て船舶用品の開発に従事しています。

仕事柄、工具の使い勝手にこだわりがある反面、メーカーには全くこだわりはありません。良いと思えたものはメーカ問わず紹介します。

購入時の価格

Amazonにて¥2,484でした。

製品概要

プライヤーに求められる基本機能とPE対応ハサミを両立。フッ素コーティングを施した耐錆びタイプ。

フッ素コーティングで耐錆び機能を強化したモデル。プライヤーとハサミの機能を1本に集約し、タックルのミニマイズ化に貢献します。

プライヤーに求められるリングオープナーやフック外しといった基本機能に加えて、スリーブカシメやルアーのアイチューンが可能です。

更に、ステンレスの板材を採用した事で、PE専用ハサミに近い使用感のカット機能を実現しました。

収納時はハンドルロック機能でコンパクトに。グリップの端部にはコードを通せる脱落防止ホールも設けています。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/accessory_tool/tools/a155f00000c53fjqar.html

KEY FEATUREキーフィーチャー

リングオープナーとPEラインカッター をひとつに集約したプライヤー。

「AD プライヤー RH」は、リングオープナーやフック外しといったプライヤーの基本機能に加えて、スリーブカシメやルアーのアイチューンを行える多機能プライヤーです。

特にハサミに関しては、昨今のルアーフィッシングでは主流であるPEラインの切りやすさにこだわって設計されています。

PEラインの切りやすさの秘密は「擦切り構造」と「セレーション刃」の組み合わせにあります

まず「擦切り構造」とは、一般的なハサミのように刃同士を擦り合わせて切る構造のことです。

これは繊維を断つような切り方に向いているため、PEラインと相性がよくなります。

これと比較になるのが刃同士を合わせるように切る「押し切り構造」ですが、PEラインとの相性を検証した結果「AD プライヤー RH」では、より相性の良い「擦り切り構造」を採用しました。

次に「セレーション刃」ですが、こちらはギザギザとした加工が施された刃のこと。

このように加工を施すことで、両刃の間でPEラインが滑りにくくなります。

繊維を断ちやすい「擦り切り構造」との組み合わせで、PEラインをカットしやすくしています。

次に先端のリングオープナーは#1〜#5サイズのスプリットリングに対応します

これは、シーバスやヒラメ用のルアーに使用されることの多いサイズで、作業しやすい角度で使えるのが特徴です。

また「AD プライヤー RH」には、サイズの異なるふたつのアイチューナーが設けられています

不意にルアーをストラクチャーにぶつけてしまった際など、ルアーがまっすぐ泳がなくなった場合でも、簡単に素早く調整できます。

素早く開閉できるロックパーツは、片手で操作できるようにこだわって設計しました

右手でプライヤーを持った場合は、親指を使ってワンタッチで開閉をロックできます。

片手がフィッシュグリップなどで塞がっていても、使いやすい構造を目指しました。

「ADプライヤー RH」には、よりサビに強いフッ素加工タイプもラインナップされています

このプライヤーには、元々サビにくいステンレス素材が使用されていますが、フッ素加工を施すことで、さらにサビにくくなるのが特徴です。

上のイメージ画像は、左がフッ素加工あり。右がフッ素加工なしとなります。どちらもプライヤーを10日間海水に浸けたままにしておき、時間の経過とともにサビ方がどれだけ変わるのかを検証したものです。

フッ素加工ありのほうが、よりサビにくくなっている様子がわかります。

特にソルトゲームでの使用を想定されている方にはフッ素加工タイプがおすすめです。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/accessory_tool/tools/a155f00000c53fjqar.html

品番

品番カラー対応リング(#)全長(mm)本体価格(円)商品コード
CT-541Pブラック#1~#51583,250円471499
CT-541Pライトグレー#1~#51583,250円817594
CT-541Pカーキ#1~#51583,250円817600

素材: ブレード:ステンレス

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/accessory_tool/tools/a155f00000c53fjqar.html

特徴

リングオープナー #1~#5対応

ルアーチューナー

ラインカッターギザ歯仕様 ナイロン・フロロ・PE対応

エンドロープ・ランヤード取付穴あり

実物の重さ

71.9gでした。(±0.1g タニタクッキングスケールを使用)

この大きさのプライヤーの中では標準的な部類です。

単体重量は74.7g

全長

定規の大きさをオーバーしてしまいましたが約16センチでした。

閉じた状態

先端の噛み合い

先端はきちんと噛み合っており、

軽く握って厚さ11μメートル(0.011mm)のアルミホイルもしっかり掴めます。

落ちる気配はありません。(1μ=1ミリメートルの1000分の1 =0.001ミリメートル)

噛み合い確認。
噛み合い確認。0.011mmのアルミホイルも落とさずしっかり保持できる。

先端の噛み合い跡

アルミホイルを2つ折りにして噛み合い跡をつけてみました。

しっかり噛み合うのは先端の1mmほどですが、細かなギザはなく、綺麗に当たっていることがわかります。

噛み合い跡の確認。リングオープナーがあるため点当たりになり、噛み跡がわかりづらくてすみません。
先端リングオープナー側形状
リングオープナーの反対側形状

カッター部分の噛み合い

次にカッター部分の噛み合いをみてみましょう。一般的なラジオペンチの「押し切り構造」ではなく、

ハサミと同じ原理で切る「摺り切り構造」のため、PEの切断には向いています。
また、本商品はギザ歯のため、より切りやすい形状となっています。

強く摺れる部分はうっすらフッ素コートが剥がれているのがわかる。フッ素コートの厚みはおおよそ6μ程度と推測
別角度から。ギザ歯でしっかりラインと保持し、ラインが弛んでいても切断可能。

カッター部分の切れ味

ではカッター部の切れ味を見てみます。PE0.8号で試します。

PE0.8号をセット中。この状態でうっかり力を入れると切れてしまった。

こちらの写真のようにスパッと切れました。

上記の写真を拡大しました。元側が残っているのがわかります。

PE0.8号切断結果の拡大写真。

落下防止用紐取り付け穴

釣りの最中でなくすことがあるプライヤーにとって、落下防止用紐の取り付け穴があることは重要なポイントだと思いました。

穴径は左右とも約4mmあり、手持ちのセーフティーワイヤーはすんなり取り付け可能でした。

スプリットリングオープナー機能

先端のリングオープナー形状が適切なため、スプリットリングが斜めになりにくく、操作性は良好です。

スペック通り#5まで問題なく開くことができました。

まとめ

小さすぎない適度な大きさで、薄いものもしっかり握れる精度があり、カッター部分もたるんだPEラインでも切れるほどである。

スプリットリングオープナーも操作性がよく、一発で作業が決まる

落下防止用紐取り付け穴もついており、釣り場での紛失対策もできる

元の素材がステンレスで錆びにくいが、その上フッ素コート処理されており耐サビ性能はかなり高い。

価格も手が出しやすい。

いかがだったでしょうか。

細部の作り込みもよく、さすがシマノと言えるようなプライヤーでした。

これなら末長く使えるでしょう。

大きさも身近なルアーフィッシングに使いやすい大きさですが、さらにもうワンランク大きいサイズも用意されています。

まずはこちらの商品を手にしてみてそれから決めるでもいいと思います。

そのくらい全ての機能が良く、スタンダードといっても差し支えない出来栄えのプライヤーだと思います。

ではまた👋

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