カメラ好きの釣り人の皆さんこんにちは。Z30を使っているつりふぁす(@steady_tk)です。
みなさんはカメラをもって釣りに行きますか?その場合どのようなレンズで行くのでしょうか。
私はZ30と16-50mmというズームレンズで撮影しています。
本記事ではZ30のようなAPS-C機ユーザーの私が釣りのシチュエーションで最も汎用性のあるレンズを、
実際の画角を比べながら検討した結果を綴っています。
結論
先に結論ですがそれはこれです。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
結論に至った理由を以下に綴ります。
撮りたいもの(被写体)
釣れた魚
思い出のルアー
初めて訪れた場所
対岸の景色
野鳥や空飛ぶ飛行機
晒される環境(使用環境)
水飛沫
砂塵
塩水
低温
高温
薄暗い〜暗い
長時間の持ち運び
片手撮影
レンズに求める要素
防塵防滴
手ぶれ補正機能あり
短い撮影距離 →片手に魚、片手にカメラを持ちながらひとりで撮影すると言う状況を想定。
カメラから被写体まで約60cmと仮定。(筆者の場合)
セルフ撮影で魚の全長が写せる →焦点距離の数字がより小さいものが有利
焦点距離別の「どのくらいまでの長さをセルフ撮影できるか」を検証してみた。
テスト撮影状況
メジャーを持つ腕:まっすぐピンと伸ばしている
カメラ持つ方の腕:カメラの液晶で撮影対象を確認できる最も後方に下げている。

カメラボディ:Z30(センサー:APS-C)
レンズ:NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
※Z30との組み合わせだと画角は 35mm判換算で24-75mmレンズの画角に相当。
いざテスト
画角上端にメジャーの「0」を合わせる。
画角下端に何センチまで表示されているかメモリを読む。






結果
セルフ撮影時に手持ちで写せる全をまとめると以下の通りの結果に。
焦点距離 | 写せる最大長さ |
16mm | 41cm |
18mm | 40cm |
24mm | 33cm |
28mm | 29cm |
30mm | 26cm |
35mm | 21cm |
40mm | 17cm |
50mm | 16cm |
結果からわかること
Z30とNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRの組み合わせであれば
この程度が片手持ちで全長を撮影できる最大魚だとわかった。
焦点距離16mmで最大41cm
焦点距離30.0mmなら26cm
対象魚はバスのアベレージサイズが全長30cm前後かつ、手持ちで写真に収めるサイズを30cm以下と仮定した場合に焦点距離は28mm程度よりも小さい必要があると判明。
NIKKOR Zレンズから候補を選んでみる
上記のテスト結果を踏まえ「NIKKOR Zマウント」レンズの内、以下を満たすレンズを探した。
手ぶれ補正機能があり、最小焦点距離30mm以下から始まるズームレンズ
※VR(手ぶれ補正機能付き)レンズ
| NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR | NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR | NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR | NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR |
防塵防滴 | 有り:サイトにその旨記載あり | ← | ← | ← |
レンズ最前面フッ素コート | × | × | × | ○ |
使用可能温度帯 | 不明 | ← | ← | ← |
最短撮影距離 | 0.2m (焦点距離24mm) | 0.19m (ズーム全域) | 0.2m (焦点距離18mm) | 0.5m (焦点距離24mm) |
F値(最大口径比) | 1:3.5-6.3 | ← | ← | 1:4-6.3 |
最小焦点距離-最大焦点距離 | 16mm-50mm | 12mm-28mm | 18mm-140mm | 24mm-200mm |
セルフ撮影可能全長 (筆者オリジナル指標) | 41cm | 41cm以上※計測不可 | 40cm | 33cm |
質量 | 約135 g | 約205g | 約315g | 約570g |
手ぶれ補正機能 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:4.5段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL/SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り | ← | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:5.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL/SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り | ← |
Z30ズームキットに標準のNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRを基準にした場合、
広角重視であればNIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを選ぶべきだろう。
しかし時には野鳥や飛行機なども撮りたい筆者としては望遠側28mmでは全くもって物足りない。
そこで浮上するのがこちらである。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
広角側18mmと手持ちで40センチ程度であれば手持ち撮影で全長を写せるし、望遠側は140mm(35mm判換算で210mm相当)と必要にして十分なズーム機能を有している。
残るはフルサイズ機対応の
であるが、こちらも広角は24mmと33センチ程度の魚体ならば全長を写すことが可能であり、
望遠側は前述の18−140mmレンズよりも高倍率である。
この辺りは望遠側にどこまで求めるかによるが、大事なポイントは重量の違いである。
以下を見てほしい。
16−50mmレンズ:135g
18−140mmレンズ:315g(約2.3倍)
24−200mmレンズ:570g(約4.2倍)
このような差となるのだ。
24−200mmレンズは18−140mmレンズに対しても1.8倍重くなる。
広角側と重量を犠牲に望遠性能をとるか、広角側と重量面で有利なレンズを取るか。
筆者は後者を選択する。
結論
一番幸せになれるレンズは
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
という結論に至った。
ということで考察はここまで。
私の釣行記ではZ30と16−50レンズで撮影した画像をメインで使用しています。
そちらも作例として参考にしてみてください。
ではまた👋
コメント