こんにちは、釣りを始めてから33年のつりふぁす(リンク先:X(旧Twitter))です。
釣りを楽しむ上で欠かすことのできない小物。それがフィッシングプライヤー。
必需品であるにも関わらず、 なんとなく で選んでいませんか?
せっかく買うならちゃんと使えるものを選びましょう。
本記事の内容
- フィッシングプライヤー選びで考慮すべき要件
- オススメフィッシングプライヤー2選
これを読めば きっとあなたも ベストなフィッシングプライヤーを選べるはずです。
考慮したい点
①サビにくさ
フィッシングプライヤーは被水や没水、塩水などに耐えられる必要があります。
錆びた箇所は腐食により徐々に薄くなっていき、耐久性が低くなってしまいます。
そのため、サビに強い金属であるステンレスをベースに、フッ素コーティングなど、
よりサビに強くなる表面処理 を施されているものを選ぶと良いでしょう。
※ステンレスは全くサビない金属ではありません。
②変形のしにくさ
フィッシングプライヤーの機能上ものをしっかり掴めなければなりません。
ですが掴んだ時にプライヤー自体が曲がってしまっては強く掴めないんですよね。
なので「先端は細い方がいんだけど強く掴めるもの」を探す時は
「先端から根元にかけて徐々に太くなっている商品 」の方が曲げに強くオススメです。

③片手で操作できる
片手にロッドを持っていることが多いと思いますので、もう片方の手で簡単に操作できるものが良いです。
例えばスプリングロード機構を備えたプライヤーは、常に開く特性のため片手で操作しやすくなっています。
④適度な大きさ
釣る魚の種類やサイズによって、プライヤーのサイズを選ぶ必要があります。
暴れる魚や歯が鋭い魚から手を守るために適正なサイズが求められ、
プライヤー先端から手元まで距離が長い方が安全性が高まります。
しかし長いプライヤーは重くなりますよね。

なので釣れる魚の口の長さや使うルアーの長さ、
フックの大きさを考慮して選びましょう。
例えばダツやタチウオのように歯が鋭い魚からフックを外す時は、
外す最中に魚がバレても手元に歯が当たらないくらい長いプライヤーが良いですが、
ブラックバスやトラウトのような魚であればもう少し短いプライヤーでも問題ないはずです。(長くても使えますが。)
なのでフックを安全に外せる範囲で 一番コンパクトなプライヤー を選ぶと良いでしょう。

こういうときは長いプライヤーの方が安心。(ルアーはサイレントアサシン140F)
⑤握りやすい
握りやすい形状かつ滑りにくいことが重要です。
実際握ってみるのが一番ですが、できない場合はエラストマー素材のグリップを選ぶと失敗が少ないです。
⑥セーフティーコード(紐やストラップ)の取り付がけできる
水中への落下や紛失を防ぐため、プライヤーにセーフィティコードを装着できるようになっていると安心です。

⑦多機能である
通常のフィッシングプライヤーは、 掴む/潰す/切る という機能がありますが、
それ以外にスプリットリングオープナーなどの機能があると便利です。

⑧ラインを切断できる
優先度は低いですがラインカットできるといざという時便利です。
ここではPEラインが切断可能ならばフロロカーボンラインやナイロンラインも切断できるとして話を進めていきます。
狙う魚や場所によってPEの号数は変わりますが、通常はさみだと細糸の方が切りにくいため、
アジングなどに使われることの多いPE0.2号程度が1回で切断できると良いでしょう。
⑨ワイヤーの切断ができる
これは別途ニッパを持っていれば考慮しなくても良い項目です。
ワイヤーやフックの切断ができると太刀魚仕掛けや万が一自身に刺さった時でも切断することで応急処置が可能です。
フックの線径はシーバス用ルアーだとφ1.5mm以下がほとんどです。選ぶ際は切断能力を確認しましょう。
管理人オススメのプライヤー
これらの要件を満たす釣り用プライヤーは、快適に釣りをするための重要なアイテムとなります。
プライヤーは安全性にも大きく影響するので、私のおすすめを2つ紹介します。
オススメ1
TOP工業 RB3-150
釣り用に売られているわけではないですが、釣り適性がかなり高くフィッシングプライヤーと呼んで差し支えないラジオペンチ。
重量も実測74.7gと軽量であり、ステンレス製のため錆びにくく、ガタつき発生しにくいサンドイッチ構造が特徴です。

ベンド(先曲がり)有り 無し を選ぶことができます。
スプリットリングプライヤーは付いていませんが、多くのシーンで快適に使えることでしょう。

RB3-150は別記事でも紹介しました。⬇️

オススメ2
シマノADプライヤー RH TYPE-F
総合釣具メーカーのシマノのフィッシングプライヤーです。
釣具メーカー製のため必要な機能が全て入っています。
ガタ付きもなく、ラインカッターもよく切れスプリットリングオープナーも使いやすく、
表面がフッ素コーティングされているため過酷な状況でも長く使えるでしょう。

重量も実測71.9gと軽量です。


これより大きいサイズも販売されている。
#5以上のスプリットリングに対応するもう少し大きいサイズも販売されています。
最後に
必需品ともいえるフィッシングプライヤーですが、適当に選んでいた人も多かったのではないでしょうか。
個人的に最も重要視しているのは耐サビ性能。
サビは意外と進行が早く、金属自体もボロボロになってしますので使い物にならなくなります。
今回紹介した内容をご参考に、ご自身のスタイルに合ったプライヤーを探してみてくださいね。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。
あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。
ではまた👋
コメント