【根掛かりが劇的に減る】シングルフック化とデメリット改善方法

つり

魚釣りが大好きな皆さんこんにちは。つりふぁす(@steady_tk)です。

あなたが狙う魚はどんなところにいますか?

砂浜?ごろた石?アシ際?

私が良く狙うブラックバス、クロダイ、シーバスは根掛かりしそうな場所によくいます。

つりふぁす
つりふぁす

そして攻めた結果、ルアーをよくロストしてしまいます。

そんなとき根掛かりしにくいルアーがあったら使いたくなりますよね。

根掛かりしにくいと謳われているルアーを買いますか?

もし手持ちのルアーが根掛かりしにくくなる方法があるとしたらあなたはどうしますか

本記事では以下を通じて根掛かりを劇的に減らせる手段とデメリット、および改善方法をお伝えします。

根掛かり激減の方法

それを実践した場合のルアーへの影響

デメリットを改善する方法

〜筆者について〜
家族の影響で3歳から霞水系にてぶっ込み釣りを始め、ミラクルジムの影響で6歳からルアーでのブラックバス釣りにハマる。その後広島に就職し瀬戸内でシーバス、チヌ、メバル、アジ、イカ釣りを学ぶ。
現在は静岡県西部に拠点を移し週末に釣りを楽しんでいる。
夢は365日釣り三昧の生活。

使用するもの

キャスティンパイク シングル33

サイズはこちら。

#1#2#4 ※リンク先はAmazonの商品ページです

Amazonで調べると様々な商品が売られていて迷いましたがこれらを買ってみました。

パッケージ

キャスティンパイク シングル33 #1#2#4

大きさ測定(縦)

縦方向の長さは以下でした。

おおよその目安にはなると思います。参考になれば幸いです。

#1:21.5mm

#2:21.0mm

#3:18.5mm

大きさ測定(アイ中心からの横幅)

アイの中心から幅を測ってみました。

#1:15.0mm

#2:13.5mm

#3:13.0mm


以下のように工具の軸にアイを通して比較してみました。大きい順に#1、#2、#3です。

フック重量

#1:0.5g

#2:0.4g

#3:0.3g

交換後、釣り場で動きを確認してみた

買ったシングルフックが足りなかったので全てではないですが、いくつかのルアーで試してきました。

つりふぁす
つりふぁす

写真では左列のルアーが概ね許容できる動き、

右列は動きがNGのルアーです。

左列のルアーが概ね許容できる動き、右列は動きがNG
いなさ湖

シングルフック化によるルアーへの影響

標準のトレブルフックから前述のシングルフックに交換すると以下のことが起きました。

①同じリトリーブスピードでルアーが動きすぎる

②早まきするとくるくる回ってしまう

③水中のゴミを拾いにくくなる

④根掛かりしにくくなる

⑤シンキングルアーは沈下スピードが落ち、フローティングルアーは上昇スピードが早くなった。

バイト率云々の話は検索するとYouTube等でも出てましたが、

シングルフックで釣れなくなるならワームやラバージグ等々も同じだと思っていますので割愛します。

シングルフック化のメリットデメリットを整理

この中で明らかなデメリットは②です。

①は逆にいうとゆっくり引いてもよく動いてくれるのでメリットにもなりますね。

③④は言うまでもなくメリットですので割愛します。

⑤は今まで攻めていたレンジに届かなくなるというデメリットがあります。

逆に浅いレンジをよりゆっくりトレースできるようになりますが、

②で挙げたデメリットの通り素早く引けなくなり、見切られやすいとかリアクションの釣りがしにくいというデメリットにもなりますね。

これはデイゲームのシーバスなんかでは致命的でしょう。

ルアーに起きた変化点を整理

ここまでの状況を整理するとルアーへの変化点はこのようになります。

・フック重量が軽くなった

・水中での抵抗が小さくなった

この2点なんですよね。

つりふぁす
つりふぁす

フック交換のみなので、

ルアー本体は何も変わっていないです。

つまり付属品の影響で先ほどの①〜⑤が起きたということですね。

じゃあどうするか?改善策はこちら

前述の②のデメリットを改善しようと考えました。

くるくる回ってしまう理由は、①で挙げたようにルアーが動きすぎた結果として起こるはずなので、いかにして動きを抑えるかがポイントです。

ただし、①のよく動く というメリットはできるだけ残したいと考えました。

そのためできるだけルアーウエイトは増やさずルアーを暴れさせないようにするにはどうすればいいかを。

それに実際のルアーの動きを見ながら微調整したいので、釣り場で簡単にできる方法考えた結果、

ある方法を思いつきました。

実際にやった改善策

改善策の理屈

ルアーの動きにはローリングとウォブリングがありますよね。

これらを掛け合わせたウォブンロールと言う言葉を聞いたこともあるでしょう。

リップ付きルアーを例にすると、リップ側から正面に見て回転運動するのがローリング。

背中側から見て回転運動するのをウォブリングと呼びます。

簡単な物理の考えで言うと回転軸から近いところを押さえるより、遠くを押さえた方が小さい力で動きを止められますよね。

例えば短いロッドより長いロッドを振る方がより大きな力が必要なはず。モーメントというやつです。

ということはルアーから離れたところに動きを抑制する要素があれば良いわけです。

つりふぁす
つりふぁす

幸いにもルアーには本体から離れたところにフックがありますので、

その重量を増やすとか抵抗を増やすとかですね。

今回は重量のをあまり増やさず抵抗を増やしたいので、シングルフックが受けていた水の抵抗を増やす方法を実行しました。

実施したこと

シングルフックにソフトビーズを通した。

⬇️の写真をご覧ください。

ソフトビーズの分だけ表面積が増えました。微調整で個数を増やす時も非常に簡単です。

位置は先ほどの理屈通りルアー本体から離れるほどパラシュートアンカーのように抵抗としての存在感が増します。

もちろんソフトビーズの向きも真横が一番抵抗を受けますね。

つりふぁす
つりふぁす

肝心な効果は十分にありました。

ルアーの暴れ具合に応じて個数や位置を調整すればOKです。

私はあまり詳しくありませんがソフトビーズ自体にもたくさんサイズがあるでしょうから、いろいろ試してみるのも良いと思います。

標準でやたら大きいトレブルフックがついていたアイボーンシャロー118F。
当初は鉛シートを切って貼ったりいろいろしましたがソフトビーズをつけてやっと解決しました。
フックサイズは#1をつけたのでもっと大きなサイズをつけて鉛シートを減らすのもありですね。

いかがでしたでしょうか。

今回は根掛かり回避のための手段としてシングルフックに交換した際のメリットデメリット、そして改善策を挙げてみました。

気になる方は試してみてください。

ではまた👋


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