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【実際に買って使って本音レビュー】〜近距離厳禁!?〜23ディアルーナB96ML

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ロングロッドをお探しの皆さんこんにちは。つりふぁす(リンク先:X(旧Twitter))です。

今回は昨年(2023年夏)に購入したシマノ23ディアルーナB96MLをレビューします。

ベイトロッドとしてはかなり長めのロッドです。

使い勝手を中心に綴っていきます。

スペック

品番全長(ft.)全長(m)継ぎ方式継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)先径(mm)ジグウェイト(g)プラグウェイト(g)適合ラインPE(号)グリップタイプリールシート位置(mm)リールシートタイプカーボン含有率(%)本体価格(円)商品コードJANコード
B96ML9’6″2.90逆並継2148.61391.6MAX 357-300.8-2カーボンモノコック383DOWNLOCK99.631,000円3554854969363355485
23ディアルーナB96ML スペック表
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/seabass/shoreseabass/a075f00003e2ce4qaa.html

売値で2万円台前半のロッド(購入時の価格:¥23,892)ですが、

9ft6inの長さでありながら自重は「139g」しかありません。

これは初代シャウラ「1652R」の自重が145gだったことを知る(そして持っている)私としては、驚異的な軽さです。

しかも2ピース。

先径は1.6mmで細すぎず、といったところでしょうか。

ちなみにバット型は(測るところによって変わりますが)「SHIMANO」のところで14.5mmでした。

先径はスペック表通り、1.6mm
バット型は「SHIMANO」の「NO」のところで14.5mm

リールシート位置は383mmでこの長さを振り切るためには必要にして十分な長さを備えています。

トリガーの出っ張りから
グリップエンドまで383mm

ちなみにトップガイドの内径は3.5mmでした。

トップガイドの内径は3.5mmだった。

参考までに、これは私が持ってるシマノのルアーロッドのなかで断トツに小さいです。

当然(同じ材質や線径なら)小さければ軽いため、先重りしがちなロングロッドならではの選択でしょうか。

  • エクスセンスジェノス(21)「B80H」(4.8mm)
  • ネッサCl4+(19)「S1002M」(4.8mm)
  • ワールドシャウラ(18)「2701FF−2」(4.0mm)
  • ドリームツアーエディション(20)「2832RS-5」(4.8mm)
  • 〃 「2651R-5」(4.0mm)
  • スコーピオン(19)「1652R-5」(4.8mm)
ワールドシャウラ(18)「2701FF−2」でも4.0mmあった。

使い勝手

このロッドは遠投したい人や必要だから興味がある人がほとんどだと思いますが、

これくらい長いと快適に使えるシーンが限られてきます。

実際、ロッドの届く範囲内に障害物がないところでないと投げにくいです。

特に、キャスティングに慣れていない人は非常に使いづらい思いをすると思います。

慣れていればキャスト方法を変えて対応できます。

テスト時のタックル

  • リール:23アンタレスDCMD
  • ライン:PE2.0号

使いやすいシーン(メリット)

周りに茂みなどがない開けた場所

先日、かなり減水したダム湖に行ってきましたが「周りに茂みなどがない開けた場所」は何の問題もなく扱えます。

例えば砂浜や河原の河川(雑草など生えていないところ)、減水中のダムなどです。

減水中のダムにて。草木など引っかかるものがなく、非常に快適に扱えた。

水面まで距離があるところ

水際がぬかるんでいるところ、消波ブロックがあるところ、岸壁が高いところ、波の高いエリアなどもロングロッドの長所が発揮されます。

減水中のダムは水際はぬかるんでいるため近づけないが、ロングロッドならそれも問題ない。
周りに障害物のない砂浜もロングロッドが生きてきます。

使いにくいシーン(デメリット)

  • 足場が狭いところ:穂先にラインやルアーが絡まったとき、外すのに苦労する
  • ロッドが届く範囲に草木が生えている:キャスト時にルアーが引っ掛かる
  • 狙う場所が近距離:キャスト時、ルアーの軌跡が大回りになるため、手返しが悪い
  • 同上      :狙った場所へのキャストが大変難しい
足場が狭く、草が生えているところは苦手。
草はたとえ低くても、キャスト時は「たらし」がある分、引っ掛かりやすくなる。
狙う場所が近距離の場合も使いづらいシーンの一つ。
サイドハンドで投げるにしても、ルアーの弾道がかなり外側になるため、精度よく投げられない。
5ftや6ft 台のロッドを使ったことがある人は余計にそう思うハズ。
6ft台でも余裕で届く場所で使うなら、このロッドはおすすめしない。
同じ場所でB96MLを使うと、キャストの難易度が段違いに高くなる。

B96ML総評

ロッドの操作範囲内に障害物がなく、

6ft台のロッドでは届かない場所にポイントがある、もしくは

フルキャストしないと届かないポイントがあるフィールドは、このロッドの出番です。

最後に

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた〜!

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