【XV-02Pro】[アライメント]安く済む〜セッティングゲージ不使用でトーとキャンバー確認〜

ラジコン好きな皆さんこんにちは。元職場で実車のアライメント調整を年間300台ほど行っていた つりふぁす (@steady_tk)です。

先日(2023年12月初旬)手に入れた「XV-02Proシャーシ」。

組み立ては説明書通り行ったのでアライメントはちゃんとしてると思っていました。

しかしキャンバーを目視で見るとちょっと左右差があるような気がしてきたんです。

なのでAmazonで安く買える計測器(角度計)を使ったアライメント確認(キャンバー)してみました。

トー確認のやり方と併せて紹介します。

目次

キャンバー確認方法と使う物

キャンバー確認方法その1

  • デジタル角度計をタイヤのツラに当てる

すごく簡単です。

このとき、定規を間に挟んだ方が精度が良くなると思います。

計測結果は87.80° つまりキャンバー角は2.2°となっていた。

この製品は工場でキャリブレーションされたものが出荷されているため、新たに水平面でキャリブレーションしなくてOKです。

むしろ精度的にはしない方が良いかもしれません。

キャンバー確認方法その2

  • ホイールアクスル上で計測する

タイヤを取り付けているナットを外し、治具を装着して計測します。

用意する治具はこちら⬇️

  • M4六角スペーサー(メスーメス) 60mm前後(必要に応じて六角スペーサーを継ぎ足す)
ホイールアクスルの軸径はφ4mm。
ホイールアクスル軸径に合わせ、M4の六角スペーサー(メスーメス)を計測器の幅の長さ分用意する。

場合によっては四輪ともホイール(タイヤ)を外した方がより正確に測れるかもしれません。

四輪ともホイールを外しジグを装着したところ。
タイヤが介入していない分、こちらの方が正確かもしれない。

キャンバー調整のやり方

四輪ともアッパーアームのターンバークルシャフトを回してアジャスターの間隔を変化させることで調整します。(ターンバークルシャフトは4mmのスパナで回します。)

アジャスターの間隔が広がるとポジティブキャンバー方向に変化し、間隔が狭くなるにつれてネガティブキャンバーに変化します。

右前輪を調整中の時。キャンバーは四輪ともアッパーアームの長さを変えて調整する仕組み。
長くするとよりポジティブキャンバーに。狭くするとよりネガティブキャンバーに変化していく。

キャンバー確認に使う物

SCITOOLS デジタル角度計 IP54」(リンク先:Amazon商品ページ)と「定規」を1つ。

SCITOOLS デジタル角度計 IP54について

安い割にやたら精度の良いデジタル角度計。

届いた商品は箱の中に「取扱説明書」「乾電池」「+ドライバー(乾電池BOXを開けるためのもの)」「角度計本体」が梱包されていました。

本体の大きさは縦と横が約57mmの正方形。奥行きは25mmでした。

商品構成。箱の中には「取扱説明書」「乾電池(単4が二本)」「+ドライバー(乾電池BOXを開けるためのもの)」「角度計本体」が梱包されている。
IP54を達成するためか、電池BOXは+ドライバーで閉じられ気密性向上に貢献している。
キャンバー確認用にAmazonで購入した「SCITOOLS デジタル角度計 IP54」(タイムセールで1600円)
工場出荷時にキャリブレーションされているため、箱から出して乾電池を入れれば直ぐに使用可能。
小数2桁まで表示されるが、かなりの精度をもっていることを確認できた。
試しに乾電池の包装フィルムを挟んで実際に角度に影響するか試してみる。
包装フィルムを挟む前。机の上だが0.1°傾いているようだ。
包装フィルムを挟んだ後は0.5°と表示された。何度やっても同じような数値を示すので再現性はある。

トー角の確認方法、使う物

トー角確認で使う物

  • 方眼紙やマス目付きのカッターシート(どちらもA3など大きめがやり易い)
  • 分度器
  • スマートフォンのカメラ機能(読む位置をより安定させたい場合)
マス目付きカッターシート(A3)と分度器(15cm)

トー角の確認方法

カッターシートの上にホイールを外しジグを取り付けたシャーシを置く。

キャンバー調整と同じようにホイールを外し、ジグを取り付ける

車体のまっすぐな部分をカッターシートのマス目を利用し、真っ直ぐになるように置く。

XV-02Proの場合、ロワデッキ側面をマス目に合わせて真っ直ぐにした。

マス目に合わせて分度器を設置する

マス目を利用し、トー角度がわかるように設置します。

まっすぐ上からメモリを読み、トー角度を確認します。

ホイールハブの外側ツラ面を分度器の「0」に合わせ、見る(読む)位置によって値が変わらないようにした。

読む位置をより安定させたい場合

スマートホンのカメラを起動し十字ポインタで水平を出すと、人の感覚に頼らず真上から確認ができます。

私のカメラはiPhone13miniですが、カメラを真下に向けると十字ポインタが現れます。

真下に向けると出てくる十字ポインタ。水平が出る場所だと黄色字になる。

この機能を利用すればより読む位置を安定させることができます。

また、そのまま撮影すれば、撮った写真をズームできるので、分度器が見にくくても容易に確認ができます。

撮った写真をズームすれば分度器が見にくくても確認しやすい。この時はおよそ2°トーアウトだった。

最後に

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

XV-02の走りとCC-02の走りは私のYouTubeチャンネルに今後、たくさんアップしていく予定です。

ラジコン目線の動画メインですが、興味があればぜひ見てやってください。

これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた👋

まだ綺麗な頃の「ランサーエボリューションⅩ」のボディ。
最初の相棒「CC-02ウニモグ」
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